SALES LABORATORY 営業ラボ

「目標」と「目的」の違い、きちんと理解していますか?

日々業務を行っていく中で、「目標」という言葉はつきものではないでしょうか。
営業においても、もちろん適切な目標を設定することが重要で、目標によってメンバーの目的意識を高くすることや、働く意欲を高めることができます。
今日は、その「目標」と「目的」について、改めて考えていきたいと思います。

目的と目標の図

そもそも、「目標」と「目的」の違いってご存知ですか?
「目標」と「目的」のそれぞれの意味や、この2つの違いについて意外と理解していない人が多いのが現状です。ここで再度、それぞれの違いを確認してみましょう。

 

■目的=ゴール


目的とは、その字にも使われているように「目」で見える「的」のこと。「的」という言葉を使用するだけあって、「目的」は最終的に到達したい部分のことを指します。

■目標=目的までの指標


目標とは、「目」で見える「標」。要するに、「目」で見た時に、その「的」に近づいているかの「標」となるのが「目標」です。目的という最終的なゴールに向けて、その間に設定される小さな指標のことを指します。

 

要するに、「目的」というゴールがあり、それに到達するまでの過程に立てられるものが「目標」なのです。その為、目的は長期的なもの、目標は短期的なものに設定されます。
例えば、「痩せる」ことを目的に設定したとしましょう。この場合の目標には、「痩せる」までの過程に何をするかが設定されます。となると、「食べる量を今より20%少なくする」「週に2日、1時間は運動をする」というような項目があげられますよね。
この長期的で抽象的な「痩せる」という目的に対して、それまでの期間に具体的すること(ここでは「食べる量を減らすこと」「運動をすること」)が目標になるのです。

では、なぜ最終的なゴールである「目的」ではなく、その過程である「目標」を設定することが重要なのでしょうか。

それは、目標が無い場合、何が起こるかを考えてみると分かりやすいと思います。
まず、目標が設定されていないと「何をどうすればいいのか」が明確でなく、目的までの具体的な行動設定が出来ません。また、現状の改善も出来なくなってしまいます。

「痩せる」という目的があるのに、具体的な行動を設定しなければ、現状はなにも変化しないですよね。
ですが、その目的に対して「食べる量を今より20%少なくする」や「週に2日、1時間は運動をする」という目標があれば、実際に行動に移すことができます。
また、「食べる量を今より20%少なくする」という目標を達成し、実際にそこまで結果が出なければ、次に「週に2日、1時間は運動をする」という新しい目標を立て実行するという改善も出来ます。

このように、目標を達成することは、その人を少しずつ目的に近づけます。1つを成し遂げた時、もし結果が出なくても、改善し次に繋げることができるのです。目標の設定とその達成・改善は、少しずつ現状を良い方向へと導いてくれるのです。

目標とは人が1つ成長する為に必要な指標になります。
もちろん、その目標は高すぎてもいけません。努力することで達成できるものを設定することを心がけましょう。
まずはしっかりと目的を理解し、そこから適切な目標を立てることを意識してみてください。適切な目標設定が、その上位概念である「目的」への到達を少しでも早くするでしょう。

 


 

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