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Salesforce 積み上げ集計項目の活用例4選!
今回は積み上げ集計項目の活用例をご紹介します!
とても基本的な使い方なので、管理者初心者の方やまだ積み上げ集計項目を使ったことがないという方は要チェックです。
目次
- 積み上げ集計項目とは
- 活用例1:総商談数
- 活用例2:進行中商談数
- 活用例3:完了商談数
- 活用例4:最後に失注した日
- さいごに
積み上げ集計項目とは
積み上げ集計項目とは、主従関係で紐づけられたオブジェクト同士でのみ使える項目です。主(親)オブジェクトに関連付けられた従(子)オブジェクトのレコードの値や件数を集計することができます。
※取引先と商談は参照関係ですが使用可能です
(取引先が主、商談が従となります)
※参照関係で紐づけている場合は使用できません
(フローを使って疑似積み上げ集計項目を作ることはできます!)
どんな時に使用するのかを、取引先と商談での活用例4つで説明します。
▷作成方法はこちらのヘルプから
活用例
活用例1:総商談数
各取引先に何件の商談が紐づいているのかを一目で確認できる項目を作成できます。
商談が1件もない新規の取引先を特定する際にも便利です。
▼設定内容
データ型:積み上げ集計
集計種別:件数
集計対象オブジェクト:商談
活用例2:進行中商談数
総商談数の応用です。各取引先に何件の商談が進行中なのかを一目で確認できる項目です。
進行中の商談がなく停滞している取引先を特定する際にも便利です。
▼設定内容
データ型:積み上げ集計
集計種別:件数
集計対象オブジェクト:商談
検索条件:[ 完了フラグ ] 次の文字列と一致する [ False ]
活用例3:完了商談数
総商談数の応用です。各取引先に何件の完了した商談があるかを一目で確認できる項目です。
総商談数のうちの進行中と完了の内訳を確認する際にも便利です。
▼設定内容
データ型:積み上げ集計
集計種別:件数
集計対象オブジェクト:商談
検索条件:[ 完了フラグ ] 次の文字列と一致する [ True ]
活用例4:最後に失注した日
各取引先に紐づいている商談のうち失注している商談の完了予定日を確認できる項目です。
数式項目と組み合わせることで、失注してから何日経過しているかを測ることができます。
▼設定内容
データ型:積み上げ集計
集計種別:件数
集計対象オブジェクト:商談
検索条件:[ フェーズ ] 次の文字列と一致する [ 失注 ]
さいごに
今回は商談オブジェクトを例に、積み上げ集計項目の基本的な活用例をご紹介しました。
設定条件を参考にして応用してみてください。
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