- Salesforce活用
Salesforceレコード項目の非表示方法3選
取引先責任者とリードのオブジェクトには、ミドルネーム項目とサフィックス項目が表示されている場合があります。
(2024年7月現在、新規playgrandを作成した際はデフォルトで非表示になっています。)
海外国籍のお客様がいる場合は必要ですが、日本国籍のみのお客様を登録したり、運用上ミドルネームは名項目に入れるなどの対応をしている環境であれば、非表示にしてレイアウトをスッキリさせたいですよね。
通常であればページレイアウトから項目を外すことで非表示になるのですが、下図のように【名前】項目しかなく、ミドルネーム項目をレイアウトから外すことができません。
そこで今回は、通常の項目を非表示にする方法とミドルネーム項目を非表示にする方法を3つご紹介いたします。
-目次-
- ページレイアウトから外す
- 項目レベルセキュリティから外す
- ユーザーインターフェースから外す
- まとめ
1.ページレイアウトから外す
標準項目やカスタム項目はページレイアウトの設定から非表示にすることができます。
今回は取引先責任者の役職項目を非表示にします。
[ オブジェクトマネージャ ] > [ 取引先責任者 ] > [ ページレイアウト ] を開きます。
表示されている役職項目の右側にある削除ボタンをクリックして、ページレイアウトを保存します。
項目を選択する枠に表示されていればOKです。
役職項目を非表示にすることができました。
2.項目レベルセキュリティから外す
続いては項目レベルセキュリティでプロファイル別に非表示にする方法です。
[ 項目とリレーション ] > [ 役職 ] > [ 項目レベルセキュリティの設定 ] をクリックします。
参照可能のチェックボックスを外し、全てのプロファイルから外します。
特定のプロファイルを選択することも可能ですので、ページレイアウト上に項目が残っていても、チェックを外したプロファイルのユーザーには表示されることはありません。
ページレイアウトの設定画面には役職項目が表示されていますが、
今回は、全てのプロファイルから非表示にしましたので、下図のようにページレイアウト上では非表示になりました。
3.ユーザーインターフェースから外す
最後は、ミドルネーム項目とサフィックス項目の非表示方法についてです。
項目とリレーションからは各項目の編集ボタンがないので、項目レベルセキュリティでの非表示設定をすることができません。
これを解決する方法はこちらです。
設定からユーザインターフェースを検索します。
[ トランスレーションワークベンチ ] > [ ユーザーインターフェース ] > [ 名前の設定 ] より、「個人名のミドルネームを有効化」と「個人名の名前サフィックスを有効化」のチェックボックスを外し、保存をします。
ミドルネーム項目とサフィックス項目が非表示になり、見やすくなりました!
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
以前からSalesforceを利用していて、ミドルネーム項目の表示が気になっていたという方はぜひお試しください。
また、ページレイアウトや項目レベルセキュリティからの非表示に関しても、システム管理者として押さえておきたい内容になりますので、ぜひ覚えていただきたいです!
参考ページ:[敬称]、[ミドルネーム]、および [肩書き] 項目の削除
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