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Salesforce Experience Cloudライセンスの検討ポイントまとめ
今回はExperience Cloudライセンスについて基本的な検討ポイントを3つにまとめてみました。
こんなあなたにお勧めの記事です!
- Experience Cloudを導入したいけど、何から検討するべきかわからない!とお悩みの方
- Experience Cloudコンサルタントの試験勉強をどこから始めたらいいかわからない!とお悩みの方
- Experience Cloudについて基本情報を知りたいけど、ヘルプ記事の情報量が多くて挫折してしまった・・・という方
基本情報と弊社運用事例もご紹介しておりますので、ぜひ最後までご一読ください!!
今回の記事内容
1.どんな時にライセンス追加が必要になるの?
2.各ライセンスの概要を知りたい!
3.使用できる機能を簡単におさらい!
4.まとめ・事例紹介
1.どんな時にライセンス追加が必要になるの?
サイトの使用用途によって必要なライセンスが変わりますので、どんなサイトを作りたいかを考えて要件に当てはめていきましょう!
基本的にどんな人にサイトを見てほしいか?という観点から考えていきます。
Experience Cloudライセンスが必要な要件:
サイト閲覧者をログインIDとパスワードを持っているユーザに限定したい
例)会員限定のコミュニティサイト、代理店の案件管理ポータル
Experience Cloudライセンスが不要な要件:
ログインせずに誰でもネットから検索してサイトを見てもらいたい
例)Q&Aサイト、製品情報掲載ページ、事例公開サイト
★ちなみに
社内だけでノウハウ共有サイトやコミュニティサイトとして活用したい場合、ライセンスは必要でしょうか?不要でしょうか?
Experience Cloudは既にSalesforceライセンスを登録しているユーザであれば利用することができます!
社内だけで限定的に使用するサイトであれば、追加ライセンスは不要です。
社内ノウハウの共有方法でお困りの方は、一度検討してみてはいかがでしょうか?
2.各ライセンスの概要を知りたい!
ここまで、要件に当てはめてサイトの使い方を整理してきました。
ライセンスを決定するポイントとしてまずは種別、消費方法の2つを抑えていきましょう!
ライセンス種別
- Partner Communityライセンス
代理店など外部関係者と共通で案件管理を行いたい場合に使用 - Customer Communityライセンス
顧客からの問い合わせ受付やQ&A公開をしたい場合に使用 - Customer Community Plusライセンス
Customercommunity機能+ダッシュボードレポートを使用した情報公開、詳細な共有設定が必要な場合に使用 - ゲストユーザライセンス
ログインを行わず、不特定多数のユーザに情報公開したい場合に使用
ライセンス消費の考え方
ゲストユーザライセンス以外には、2通りの考え方がさらに適応されます。
この辺りは判断が難しい場合もあります。担当のSalesforce営業担当さんにも相談して決定していきましょう!
- ログインベース
ユーザがログインした回数によって、カウントされる消費方法。
日次ユニークでカウントされますので、Aさんがサイトに3回ログインした場合も1回とカウントされます。
ログイン回数が頻繁でない要件の場合はこちらを選択します。 - ユーザベース
ユーザの人数によって、カウントされる消費方法。
Salesforceのライセンスを外部向けに1つ発行しているのと同じと考えるとイメージしやすいですね。
最終的にはPartner Communityライセンスでログインベース消費でカウントする契約にします、というようにライセンスと消費方法を組み合わせて選択することになります。
ポイントを抑えて要件を考えてみてくださいね。
3.使用できる機能を簡単におさらい!
最後に各ライセンスごとに使用できる機能の違いがあります!
Salesforce管理者としてはここが一番頭を悩ませる、重要視するポイントかもしれません。
試験問題でもかなりポイントになりますので、まずは基本から覚えていきましょう!
機能表
要件としてよく出てくるポイントを簡単な機能表としてまとめてみました!
ライセンス種別と連動して機能の割り振りが行われています。
共通利用できる機能
- オブジェクト:ナレッジ、Todo、取引先、取引先責任者、ケース
- その他機能:Chatter、リストビュー、カスタムオブジェクト10個まで
機能詳細についてもっと知りたいという方は公式ヘルプをご覧ください!(Experience Cloud ユーザーライセンス)
4.まとめ・事例紹介
今回の記事内容はいかがでしたか?少しでも参考になれば幸いです!
この記事をきっかけにもっと細かい詳細が気になった方は、Salesforceの営業担当さんにご相談してみてくださいね。
実は弊社でもゲストユーザライセンスのみを使用して、女性活躍推進総研のナレッジ・研修事例紹介サイトを運営しております!
今回の内容からさらにExperience Cloudってどんなことができるんだろう・・・?と気になった方はぜひ覗いてみてください。
女性活躍推進総研のサイトURLはこちら
Experience Cloudの活用・導入でお困りの際はSurpassのSalesforceチームがご支援しますのでお気軽にお問い合わせください!
今回の記事内で参考にしたSalesforceヘルプ
Experience Cloud ユーザーライセンス
Experience Cloud サイトでの CRM データの共有
「教えて!エイベリー!」とは??
エイベリー(Avery)は、性別や人類を超越した存在。人とコミュニケーションをとる方法を探していた時に、Surpassが支援しているSalesforceを知りました。Salesforceを知らない人にも優しく丁寧に、営業や会社のお困り事を解決するノウハウを教えてくれます。
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